2015年11月28日土曜日

その日にはテーマがある



街へ出かけるついでに、中古鉄道模型もチラ見・・・


あっ!


あら~、この何かと散財の多い時期にマズいものを見てしまったな~~

このドイツの客車、もろに直球だし~

さっさと諦めのつけられる値段ならばともかく、
状態が良く、日本で買う新品の値段の6、7分の1とあれば超格安!
たとえ、今後新品で手に入れるにしても、広島でこの手の客車の模型って、
まずもって見かけることは無く、
東京や大阪の専門店で入手するにしても、事前に在庫を確認しておかないと
確実には手に入らないだろうという品物。


さ、、、 諦めてレジに持ってけ、、、


そういう日なんだよ。 たぶんね。








この模型を見た瞬間に思い出したのが、この写真。


上の写真の模型と比べてみると、左下の車両が塗装は違うものの、
以前、私がミュンヘンのドイツ博物館で見たことのある、この写真の車両と同じ形式と思われます。

この車両、古いドイツの鉄道写真を眺めていると、
よく出てくるもので、詳しいことは知らないのですが、
数も居て、撮影の対象としても好まれたらしいことがわかります。

実際・・・ 私も、ドイツ博物館に、この客車が保存サれているとは知らず、
見た時に興奮したことを覚えています。

質実剛健な雰囲気のなかに「華」があるところがドイツらしい感じです。

一応、編成らしくなるよう、今回手に入れた4両を並べてみると、
なんだかクリスマス列車の風情!
この季節感に、最後は背中を押されちゃった感じです!





さて、今日、私が街に出掛けたのは、

この土日に、広島市内中心部各所で開催される、
広島出身で、世界的に活躍する 大植英次 氏プロデュースの
街角コンサート 威風堂々クラシック を聴きに行くためでした!


その会場のひとつである、広島県立美術館ロビーに到着すると、
私が模型店で時間をかけてしまったために、すでに演奏はスタート。

曲目はベートーベンの第九ですね
第ニ楽章が演奏されていました。


あ! そうなんだな、自分にとって、今日はそういう日なんだな!


ドイツの客車を手に入れて、ドイツの音楽を聴く日 ♪


昨日は、広島市内にしては、珍しい11月の雪を見て、
今日は、ドイツの客車を手に入れて、ドイツの音楽を聴く。


ひと月早く、クリスマスを祝っている気分!


私、大植 英次 氏の指揮の演奏を聴くのは今日が初めて!
その初めてが、寝そべってピアノを演奏しながら、指揮する姿。


何と衝撃的な出会いなんだろう!


しかし、凄い! 大植 氏を含め三台のピアノで、第九を熱演!
ピアノのみの演奏なのに、ものすごく空間的な広がりを感じます!
 
やがて、第四楽章、それまで聴衆を同じ場所に居て
演奏を聴いていた人達が(正装はしているけれど)
整列して連絡通路へと入っていき、合唱部を歌い上げていきます ♪

モブを見ているみたいだな~!

専用ホールでは無いのに、
県立美術館の、教会を思わせるような音場の良さにも驚かされます!

ちょっと涙腺がゆるみそうになるほどの好演!

生演奏、CDを含めて、これまで私が聴いたことのある第九のなかでも
指折りといっていいほど素晴らしい演奏でした!!





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2015年11月24日火曜日

ちょっとセレンディピティ!









先ごろ、試験を受けました。


恥ずかしながら、私が試験というものを受けるのは、久しぶりのこと。
合格率が高いといわれる試験だけに、
かえって余計な気負いを感じてしまいます。


さて、その当日、

会場近くに到着した私、要点を再確認するほどの余裕は無いものの、
会場入りするには、まだ少し時間があり、
川べりの街路樹付近に佇み、気分を落ち着かせることにします。


景色を眺めつつ、
きっと受かるよ、頑張ろう!といい聞かせていた、その時のこと・・・


あ! 見たことの無い瑠璃色の鳥がいる!


その隣に、これも、ちょっと見かけない鳥。
胴の部分が薄茶色の小鳥です。


なんという偶然!!


よりにもよって試験の前。 ちょっとだけでもと、追ってみる余裕も無いな。


あ、、でも この試験受かる気がする!!


気のせいかも知れないですね。 


でも私にとっては、ちょっとしたセレンディピティの後のことです、
まだ見ぬ何かへ向かっていくためのドアが開きかけているのかも知れません。


実際に、試験中もチラッ、チラッと、この鳥の場面が頭をかすめ、
そうだ、あの偶然のあとの、この試験は受かる・・・と考えるようにしていました。


今回受ける試験は、今回だけではなく、次の試験の見通しも占うものだけに、
今回、ぜひ受かっておきたい!

答えられてないかも知れない、引っ掛け問題に、
まんまと引っかかっているかも知れないという試験中に感じていた不安をよそに、
終了後に見た結果は、まんべんなく答えられてるようで、ひと安心!!


ちなみに、鳥は瑠璃色の鳥は「ルリカケス」
胴が薄い茶色の小鳥は、「モズ」か「ヤマガラ」かと思われます。

ルリカケスなら、少し前にも見ていますが、
浜辺、港付近で見ることができる鳥で、広島駅前付近の猿猴川に進出するなら、
随分と内陸よりに入ってきているものです。

胴が薄茶色の鳥は、1週間前に自宅前でも見ることができていて、
二度びっくりしています!!




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2015年11月22日日曜日

サ~~ンフェレッチェ!!!



サンフレッチェ広島FC 2ndSt制覇、年間勝点最多チーム、
歴代最多得点、そして佐藤寿人選手の
最多ゴールのタイ記録、達成おめでとうございます!

本当、強くなりましたね!

数多くあるJリーグチームの頂点に立っただけでなく、立ち続けているのですから、
凄い!!としか声が出て来ません。


今シーズンは、まだCSが残っていますが、昨年までの1st制に照らせば、
圧倒的な実力をもっての優勝であり、
多くのサッカーファンより、今日の試合をもって、2015年シーズンのJリーグ王者、
3度の年間優勝を経験したチームとして記憶されていくことでしょう。


そろそろ、広島市も専用スタジアムの実現に向け、
本腰で動いていかなければなりせんね!

年間チャンピオンが決定した暁には、
今年こそ、優勝パレードを実現して欲しいものです、
広島を活気づけるためにも必要なイベントであり、
惜しむべき予算ではないと思います。


動かぬなら、実力で示していこう!といわんばかりの大活躍を見せるサンフレッチェ、
さらなる高みを目指して!!!



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スッキリとした貴婦人、少し高い位置より



山口線の全線復旧一周年を記念して、
白の白線を落とした、いつもよりスッキリとした印象の貴婦人は、3ヶ月限定の姿だろうか。


やまぐち号の定点観測場所の津和野のターンテーブルにて。


いつもの場所のいつものC57-1だけど、今回は視点が違う!

私のクルマの新標準装備品となった、2段ステップの脚立を初めて使って、
少し高い位置より撮影。




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2015年11月21日土曜日

大正屋呉服店の今 (2015年)



今日は、11月17日付の中国新聞朝刊から。


広島市の平和記念公園の一角には、レストハウスと呼ばれている建物があります。


このレストハウス、平和公園をじっくり観察しながら歩いていますと、
不意にといえばよいでしょうか、公園内で突然現れて、ちょっと浮いた感じさえ
することに、気づかれるのではないでしょうか。

それもその筈、

この建物は、戦前に大正屋呉服店の店舗として建てられ使用されていたもので。
経済統制の強化により閉店の後、燃料配給統制組合の事務所として使われ被爆。

投壊こそ免れたものの内部は全焼。その当時、中にいらっしゃった方の多くが死傷。
その正確な人数は現在もわかっていないようです。

この建物は、当時の中島町の建物として唯一現存、使用されているもので、
原爆ドーム(産業奨励館)とともに、戦前の広島のよすがを残す、貴重な建物。
現在は改装され、レストハウスとして使われていますが、
予め資料などに目を通してから訪れた方でないと
ちょっと気づけないほど、往時の面影を感じにくい状態となっています。

1990年台に入り、広島市が老朽化と平和公園の再整備を理由に、
取り壊しを検討したことがありましたが、市民の猛反對によって撤回されています。

現在は、企業や団体の所有する被爆建物の保存についても、
補助金を出す方針を打ち出していますから、ここ20年くらいの間に、
こういった建物の取り扱いについて随分と情勢が変化してきたものと感じらされます。


今回は、広島市が、このレストハウスの継続保存に向けて耐震補強を行うとともに、
かっての大正屋呉服店の内装を再現しようという試みで

原爆の閃光とともに一瞬で消えてしまった、当時の中島町。
そこから、元安橋を挟み、猿楽町と呼ばれていた場所にある、原爆ドーム(産業奨励館)が
有機的に結ばれることになれば、
往時の土地の記憶の記憶をも蘇らせることにも繋がっていくのではないかと思います。

この大正屋呉服店(レストハウス)について、
以前、つばめ・ミュージアム本館で取り上げたことがあり、
私としては、この記事をとても感慨深く眺めていました。

2009年2月25日付「大正屋呉服店の今」


新聞記事には広島市素案となっていますが、
ぜひとも実現のうえで、
ここを訪れる人々に 今、自分たちが歩いている場所が
かっては広島の繁華街であり
人々の声が響く、賑やかな土地であった往時の記憶を残し伝えていくための
礎となることを期待したいと思います。




内装だけでなく、大正屋呉服店としての外観、街灯など建物の周辺についても、
再現を検討をしてみてはいかがでしょうか。

当時の資料や写真を見ればわかることなのかも知れませんが、
今、自分のこととして
ニュース映像でリアルタイムに行われている戦争やテロ、核兵器実験の
映像や写真を自宅の居間やリビングなどで眺めながら、
どれだけ実感をもって感じられているかを考えてみると、
一考の予知があるものと思います。



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2015年11月18日水曜日

君に



こと、広島周辺の鉄道事情の話をすれば、
僕は君に叶わない気がしていた。










高校時代の後輩で、私より2つ若く、
鉄道とカープとドリフターズの話を始めれば、とめどもなく話し続けた君。

もう、随分と前になるけれど、
君が会って話しをする機会があることを誇らしく語っていた鉄道旅行家さんが亡くなり、
その事を話していた君自身も、この世に居ない。

もっとやりたい事や、もっと見たい景色もあっただろうと思うと心が痛む。


今日の展示を、君に捧ぐ。







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2015年11月12日木曜日

227系 こんなところが地味に凄い!




う~む、カッコイイ!!! 新しい時代を感じるなぁ!


今年3月のダイヤ改正から広島地区で運用に入った、新型電車227系


この写真、シャッターは1/500から1/750で撮ったハズ・・・


お気づきになられるでしょうか!?





そう、LEDの方向幕がちゃんと写っています!!


ちょっと前に製造された車両あたりだと、

1/125以上ともなるとシャッター速度と同調しなくなり、

だらだら~ん、とガッカリな感じに写っていたあれですが、


227系では、これが地味~に改善されています。

この、フルカラーLEDによる方向幕は、JR西日本の在来線車両としては、

初めての採用になりました。


その他にも、現在、JR西日本が開発を進めている、

新型ATS(自動列車停止装置) ATS-DWを初めて搭載。

岩国-白市 間への敷設が完了次第、運用を開始する予定になっています。


これも、新幹線以外ではJR西日本では初めてとなる、グラスコクピット、

新車投入と同時に、広島シティネットワークという広島圏域にトータルコンセプトを採用。

路線記号も関西地区と同時に導入を始めるなど、


JR西日本といわず、JR各社が本社所在地以外に投入する新車としては、

意外に感じるほど、意欲的に新技術を取り込んだ車両で、

単に新車を投入する以上の驚きを感じるところとなりました!


もうひとつ、この電車がやって来るようになって面白くなったな!と思えること、


それは・・・


2両(基本ユニット)、3両(基本ユニット)

4両(2+2)、5両(2+3)、6両(3+3)、8両(2+3+3)両編成と、

列車の編成両数がヒジョーにバラエティに富み始めたことしょう!


( 7両編成もあるのでしょうか!? もし見られた方がいらっしゃったら、私にもぜひ教えてくださいね! )


  デザイン的に処理が難しいとされ、これまで不評だった、

先頭車どうしを連結した際に、乗客がホームから、列車の隙間に転落する事故を

防止する目的で設けた柵を、227系では、これをあえて特徴と捉えて、

RED WING  という、逆転の発想的な名前まで付けただけのことはあります。


日中の山陽本線あたりですと、線路端でみかけても

2両は、まず無いとしても、いったい何両編成で

やって来るのかは予想がつかないほどです!


2018年度末までに全276両が投入される予定で、

2015年3月改正以降、続々と新車が送り込まれてきていて、

現在、2、3ヶ月おきに営業列車への投入を増やしていっています。


JR西日本の発表や、現在の投入状況からみて、

広島地区の電化区間から在来車が撤退し、ほぼ227系オンリーの運用となるのは

時間の問題のように思われます。





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2015年11月11日水曜日

こだわりの遊具



おぉ これは!!


今でも公園などに置かれた遊具を見るのって好きです!


さすがに遊んでみることは無いけれど・・・

(全く無い訳でも無いかな・・・)


大きかったり、見たことのないような遊具を見かけるとき、

どうやって遊ぼうか、どんな遊びが出来るかを考えながら眺めるって楽しいもの!


写真の遊具、な、なんと リトラクタブルライトに、左ハンドル、後部のウイングと

カウンタックLP500を忠実に再現しています!


どんだけ古いものなのだか・・・と思いながらプレートを探してみて

ニ度ビックリ!の平成の作。


どんな注文を受けて作られたものなんだろう?

それとも、担当者のこだわりが生んだものなのか!?


おそらく、40歳以上の方が計画の推進者なのだろうなぁ!


かってのスーパーカーブームの時、

子供達に圧倒的な人気を誇ったスポーツカーがカウンタックLP500


その当時 「やっぱりカウンタックが人気か・・・

なぜ(子供達の人気が)フェラーリとかじゃなくて、カウンタックなのだろう?」と


その当時の大人の方が不思議そうに話していたことを今でも覚えています。


でも時が過ぎた、今の目で見ても圧倒的な何かがあるんだよな~





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2015年11月6日金曜日

開館準備が進む 津山まなびの鉄道館




今日は、11月5日付の日経新聞朝刊の地域欄より記事をひろってみました。



2016年春のオープンを目指して準備が進められている
JR西日本の 京都鉄道博物館 ですが、

実は、もう一か所、準備が進められていまして、
こちらの方についても来春のオープンに向け、着々と準備が進められているようですね。


津山まなびの鉄道館


国内の現存施設としては、梅小路蒸気機関車館(京都鉄道博物館) の
扇形車庫設備に次ぐ規模を持つ施設。

そんな施設であるためでしょう、

かって、ディーゼル機関車の標準型として、開発されたDE50と呼ばれる機関車で、
その後の動力車を取り巻く情勢の変化もあり、1両のみの試作に終わってしまったのですが、
廃車後も、長らくテスト運転の地となった岡山に保管されていました。

そのディーゼル機関車を津山に移動して保管するようになって以降
一両また一両と保管(保存?)車を増やしていくこと、いつの間にか9両。
少しづつ実績を重ねながら保存展示施設化。

そんな津山扇形機関庫は、
現在もJR西日本の現業の施設として使われていることももあって、
週末を中心に、日にちや時間を限って、一般に公開されていました。



私も、以前見に出かけたのですが、

梅小路のように博物館化されているわけではないためでしょう。
見学者数に対して、多めの社員の方が携わられていることに
手作り感を感じるとともに、無料での公開であるにも関わらず、
JR西日本の、並々ならない力を注いでいる様子に驚かされました。


2015年度は、老朽化の進んだ施設の補修や改修工事を行うため、
この一般公開を休止中でして、
先頃閉鎖された大阪の 交通科学博物館 に展示されていた車両の一部を、
こちらへと移す予定であることも伝わってきていました。

新たに加わるのは大阪交通科学館に保存されていた、
D51、DF50、DD13、DD16(ラッセル車仕様)の4両で、
これまで収蔵してきいた9両に加えて、合計13両となるようです。




大阪交通科学館に展示されていた当時の D51-2号機




DF50-18号機




DD13-638号機


蒸気機関車の殿堂 「梅小路」 に対し、ディーゼル機関車、気動車の殿堂 「津山」 化が
ひっそりと、しかしながら確実に進めれきていますね。
そんななかの蒸気機関車D51-2は目玉展示なのでしょうか!?

これら新たな保存車両を迎えるためでしょう、
扇形車庫は、これまで外されていた庫内の線路の一部も
もとに戻すという話も出ていますので、
今から、来春の開業を楽しみに待ちたいと思います!


さて、つばめ・ミュージアムらしく、新たな提案も行っておきましょう。

津山市の方々、ぜひともご検討をお願いします!




津山市内に保存中の C11-80

せっかく扇形庫の近くで保存されているのですから、
津山にゆかりの深い、この機関車も、津山まなびの鉄道館に移動して保存しませんか!?

動くことがない機関車でも、本線に接続された線路の上に乗っかることで、
できることがあります、
時には、庫内から引き出して、転車台に乗せてみたりと、拡がっていく可能性もあるでしょう。

市民の皆さん、ぜひとも、この可能性を探ってみて欲しいと思っています。




有効的に活かさない手はありませんね!!


私が中国地方を旅するなかで、住んでみたいな!と思ったまちが2つ。

それが、山口市と、津山市です。 両市ともに、初めて訪れた時から、
なぜか里心のような覚える感覚を覚えたまちであり、

以降、機会を見つけては訪れています!

移設への狼煙を上げる時には、上がった際には
私も、ぜひお手伝いさせていただけますように!

並ぶ2両の蒸気機関車と、咲き誇る桜を眺める日を楽しみにしています!!



JR西日本の公式ホームページ 2015年10月29日 ニュースリリース より
「旧津山扇形機関車庫」の改装オープンについて 




追記


2016(平成28)年4月2日、津山まなびの鉄道館 が開館しました!


通年営業となり、月曜日と年末が休館日 料金は大人が300円

↑の詳細は公式ページを参照していただくとして・・・


JR西日本は、今月4月の29日には、京都鉄道博物館を開館させる予定ですから、

同じ月に一つの会社が、2つの鉄道博物館をオープンさせるなんて、凄いですね!!


最近は、JR西日本は、勢いというか、アグレッシブさ。

良い意味で、どう動いてくるかわからない面白さを感じます!!






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2015年11月4日水曜日

星空を眺めようと思って良かったナ




学生の頃・・・


いつの日にか本格的な赤道儀を備えた反射望遠鏡を手に入れたい!


思っていた私・・・


2013年の秋、ネットで見かけた、あまりにも魅力的な価格につられて、
数日後、思わず「ポチッ!」

実はメーカーであるビクセンが、新しい赤道儀(AP赤道儀)を投入するにあたり、
旧製品の在庫一掃のための値下げだったらしい、と後になって知ったものの、
今の同社のラインナップですと、赤道儀だけで私のセット並か、越える値段というオチ付きで、
今もってお買い得感は大きく、手に入れる良いチャンスだったと思います。


いつかは欲しかったモノだけに後悔は無いとはいえ・・・



反射望遠鏡というと高校時代に学校の備品を少し扱っただけ、
自分の物で無いだけに、しっかりとは触れて無いんですね。
さすがに忘れてしまっています。。

それまで自分で持っていたのは、
扱い、手入れともに簡便な経緯台を持つ小型屈折望遠鏡。


こりゃ~ やや憧れが先行し過ぎたような気がするなぁ。。。


誰かに、扱いについて訊ねようにも、経験者から教わるような環境も無し。


そもそも20cmって、でけ~な~


そういえば、同じビクセン反射とはいえ高校の備品は15cmだったナ。。


( 忘れてた・・・ )


あれが、さんざんデカく感じてたものな~~


こうして、後になって無謀な買い物だったと知るも、時すでに遅し・・・
梱包を解いただけの姿で一年。


さすがに、こりゃマズいと、2014年も秋になって、
まずは!と連絡を取った方から、ご親切にも愛好家グループの代表の方を
紹介していただくこととなり、天文グループの末席に加えて貰えることに。


活発な情報のやりとりを見ているだけでも、進歩!


勉強になるものだなぁ・・・・


そんなこんなで、ようやっとのことで反射望遠鏡も始動のめども立ち、

あれこれと相談しているうち、

当初は何かとお金がかかりますね。
良ければ自分の使っていたケースを分けてあげますよ! という有りがたいお話も。


子供会の夏祭りに参加して、子供さんに望遠鏡を覗いてもらう機会もありました。


私は結婚をしていませんし、子供もいないのですけれど、
皆さんに、これほど喜んで貰えるならば、一年に何回かでもお手伝させていただければ、
ささやかながら、仕事以外での社会貢献にもなるでしょう。

今の子供さんにも、未来への希望を持って貰えれば!という私のテーマにも
結びつきますし、子供さんもこんな機会に眺めた、月や土星、木星などのことを、
案外と後々まで覚えているものでもありますものね。


メーリングリストを見ているうちに、日原天文台の話も出てきて


そうだ 日原なら津和野からも近い!!


念入りに準備して出かけても、お天気次第、

前の日までにダメとわかるような天気も悲しいけれど、
いざ到着して後、夕暮れとともに雲が垂れ込めてくるってのも切なく、
モチベーションを維持するうえでの悩みと感じていた私。

かって盛り上がっていたころは、限られた小遣い、交通手段も限られていただけに、
現地に出かけてからの中止は、ダメージも大きかった。


日原なら、星がダメでも蒸気機関車が保険になる!


( ちなみに、星空観測での鉄則は 「ちょっと見られないくらいで諦めないこと!」
雨ならばともかく、雲がかかっているだけなら、少々厚くとも
待てる忍耐があれば、案外とチャンスがあるものなんです。 )


かくして、日原に通うこと、6月から、ここまで5回。


必ずしも、しっかりと晴れ渡った時ばかりではないのですけれど、
そんな時ほど、天文台の方や来られた方とお話で盛り上がります!

私も、ため込むだけになりがちな知識を披露する機会にもなりますし
それでも喜んで貰えればなお楽し!

星の話というのは・・・

どんどん拡がっていく大風呂敷のような話があるかと思えば、
限りなく萎んでいくような話もあったりと、真面目な話から笑い話にも
持っていきやすいように思います。

話が盛り上がってくれば、近隣から訪れる人も多く、島根や山口のことについて
いろいろと教えて貰えたりして、貴重な機会にもなったり。









話は戻って、我が反射望遠鏡には

ようやく星空の追尾機能を追加するための予算を承認することを決定!


しかし、ここから写真撮影を本格的に行なおうと思えば、さらに2桁万円に

経験が必要と、なお道のりは遠い・・・


しかしながら、まったく想定外のことだったけれど

この鏡は、いったい、ここまで何人の方とのご縁をもたらしてくれたのでしょう!?


鏡よ鏡よ鏡さん・・・・・




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2015年11月2日月曜日

mono tone




今日は幻想的な風景をお楽しみいただければと思います!





目の前に、東山魁夷さんの絵画を観ているような景色がひろがります。




いよいよ深まりゆく秋のなか、


私にとって東山魁夷さんというと、いつも連ねて思い出すのが


玄宗の赤といわれる、奥田玄宗さんの紅葉。


この秋、そんな景色も見たいな!



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