JR西日本より6月19日付でに発表されている、
広島地区への新型電車227系の投入計画に続き・・・
今度は広島シティネットワークエリア各路線の
ラインカラーを決めたという事が6月27日の中国新聞
朝刊にて報じられました。
記事にあるとおり、路線の特色に合わせるよう、
それぞれの色に意味を持たせてあります。
来春には、各駅の駅表示板や運賃表、路線図に採用されるようで、
現在は青一色で統一されている駅の表示が路線ごとに変わることに
なり、初めて広島を訪れる方でも、迷いにくく、乗り間違える心配も
減ることになるものと思われます。
先に発表された227系電車には、JR西日本の電車としては初めて
となる フルカラーLEDの列車種別、方向幕が採用されることが
発表されていまして、ちょっとしたサプライズだったのですが
なるほど・・・・こういう意図だったのですね。
さて、JR西日本でラインカラーといって思いあたるのは
関西のアーバンネットワーク。この記事を見て感じたのは、
「これは、もしかしてアーバンネットワークの縮小版を
広島で行おうとしているという事だろうか!?」ということ。
現在、進められている白島新駅、広島駅と周辺の再開発に
合わせて発表される、新型車両、新保安システム、ラインカラーは
先に見てきた大阪駅ステーションシティと周辺の再開発。
そこを中心として、アーバンネットワークそのものの価値を高めようと
するところと一致しています。
過去の計画や事故では、残念な思いをしたことがありますが、
ここに来て、違う風を感じるようになった!と感じています。
災害路線の復旧。 特に、当初は復旧は数年がかりとも
言われた山口線を、この8月にも復旧させる予定であること。
また復旧だけでも負担がかかるなか、運転可能な区間での
SL運転を行い、地元や観光への影響を少なくしようという試みなど
あっ!こんなところでもという期待を感じています。
ひとこと・・・
この際、今の電車の色。 地域色(黄色)も変更してみませんか!?
何度眺めても、何かを塗り忘れている感が拭えません。
次第に活躍の範囲が狭めていくであろう電車達に
単純でも、花道となり、かつ新しい風をも吹き込む色合いは
きっと見つかるものと思います!