今日は、11月5日付の日経新聞朝刊の地域欄より記事をひろってみました。
2016年春のオープンを目指して準備が進められている
JR西日本の 京都鉄道博物館 ですが、
実は、もう一か所、準備が進められていまして、
こちらの方についても来春のオープンに向け、着々と準備が進められているようですね。
津山まなびの鉄道館
国内の現存施設としては、梅小路蒸気機関車館(京都鉄道博物館) の
扇形車庫設備に次ぐ規模を持つ施設。
そんな施設であるためでしょう、
かって、ディーゼル機関車の標準型として、開発されたDE50と呼ばれる機関車で、
その後の動力車を取り巻く情勢の変化もあり、1両のみの試作に終わってしまったのですが、
廃車後も、長らくテスト運転の地となった岡山に保管されていました。
そのディーゼル機関車を津山に移動して保管するようになって以降
一両また一両と保管(保存?)車を増やしていくこと、いつの間にか9両。
少しづつ実績を重ねながら保存展示施設化。
そんな津山扇形機関庫は、
現在もJR西日本の現業の施設として使われていることももあって、
週末を中心に、日にちや時間を限って、一般に公開されていました。
私も、以前見に出かけたのですが、
梅小路のように博物館化されているわけではないためでしょう。
見学者数に対して、多めの社員の方が携わられていることに
手作り感を感じるとともに、無料での公開であるにも関わらず、
JR西日本の、並々ならない力を注いでいる様子に驚かされました。
2015年度は、老朽化の進んだ施設の補修や改修工事を行うため、
この一般公開を休止中でして、
先頃閉鎖された大阪の 交通科学博物館 に展示されていた車両の一部を、
こちらへと移す予定であることも伝わってきていました。
新たに加わるのは大阪交通科学館に保存されていた、
D51、DF50、DD13、DD16(ラッセル車仕様)の4両で、
これまで収蔵してきいた9両に加えて、合計13両となるようです。
大阪交通科学館に展示されていた当時の D51-2号機
DF50-18号機
DD13-638号機
蒸気機関車の殿堂 「梅小路」 に対し、ディーゼル機関車、気動車の殿堂 「津山」 化が
ひっそりと、しかしながら確実に進めれきていますね。
そんななかの蒸気機関車D51-2は目玉展示なのでしょうか!?
これら新たな保存車両を迎えるためでしょう、
扇形車庫は、これまで外されていた庫内の線路の一部も
もとに戻すという話も出ていますので、
今から、来春の開業を楽しみに待ちたいと思います!
さて、つばめ・ミュージアムらしく、新たな提案も行っておきましょう。
津山市の方々、ぜひともご検討をお願いします!
津山市内に保存中の C11-80
せっかく扇形庫の近くで保存されているのですから、
津山にゆかりの深い、この機関車も、津山まなびの鉄道館に移動して保存しませんか!?
動くことがない機関車でも、本線に接続された線路の上に乗っかることで、
できることがあります、
時には、庫内から引き出して、転車台に乗せてみたりと、拡がっていく可能性もあるでしょう。
市民の皆さん、ぜひとも、この可能性を探ってみて欲しいと思っています。
有効的に活かさない手はありませんね!!
私が中国地方を旅するなかで、住んでみたいな!と思ったまちが2つ。
それが、山口市と、津山市です。 両市ともに、初めて訪れた時から、
なぜか里心のような覚える感覚を覚えたまちであり、
以降、機会を見つけては訪れています!
移設への狼煙を上げる時には、上がった際には
私も、ぜひお手伝いさせていただけますように!
並ぶ2両の蒸気機関車と、咲き誇る桜を眺める日を楽しみにしています!!
JR西日本の公式ホームページ 2015年10月29日 ニュースリリース より
「旧津山扇形機関車庫」の改装オープンについて
追記
2016(平成28)年4月2日、津山まなびの鉄道館 が開館しました!
通年営業となり、月曜日と年末が休館日 料金は大人が300円
↑の詳細は公式ページを参照していただくとして・・・
JR西日本は、今月4月の29日には、京都鉄道博物館を開館させる予定ですから、
同じ月に一つの会社が、2つの鉄道博物館をオープンさせるなんて、凄いですね!!
最近は、JR西日本は、勢いというか、アグレッシブさ。
良い意味で、どう動いてくるかわからない面白さを感じます!!
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