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2016年7月3日日曜日

鳴門の渡船



鳴門にやって来た!!


さぁ、どこを観光しようか!?と、駅に出かけパンフレットを眺めていると


渡船


おぉ! 何と生活感の感じられる言葉であろう!



人によって、心地良いとか、楽しいと、心くすぐられる部分は異なるけれど、

私にとっては一大エンターテイメントに匹敵するのではないか!というほどの

魅力溢れている渡船。


・・・にもかかわらず、その渡船の運賃は無料といのが、

ちょっとばかり嬉しく感じられつつも、申し訳ない気がしないでもない。


この気持はわかりにくいかも知れないけれど、

中・高校生の多感な時期に国鉄の再建、ローカル線廃止の嵐を感じていた私としては、

地方の生活路線を応援したいという気持ちは少なからずある。


せめて、ジモティの気持ちになって、利用してみよう・・・渡船!!


全3航路あるが、今回はひと航路にしておこう。


また来る機会がある! いゃ、また来たい。


だって、いつか全航路を制覇したいものね!!



マイカーのナビを頼りに、大きな道から、小さいクルマでも窮屈に感じられる

生活道の細い道へと入っていく。


あと50mもすれば、船着場に着くハズだけどな?と思いつつ走ると、

急に視界が開けた。 ここが船着場なのだろうと思いながら車を降りる。


ちょっと見つかりにくかったけれど、ささやかな港が見えた。


模型にしたいような可愛らしい船と船着場!!





おぉ、この船は!


、いつぞや、しまなみ海道のどこやらで見かけたのと、同じタイプのフェリーボート。

見たことはあっても、乗るのは初めて! 胸の高まりを覚える。


ちょうど、同時にやって来られた方に、次の便の時間とお手洗いの場所を尋ねる。


お手洗いを済ませ、興味津津に、船を眺めていると、


「まだ時間があるよ、あそこの待合室で休めるよ!」と、

先ほどの方が、わざわざ呼びに来てくださる。


申し訳なくも、有り難いことと思い、私も待合室に入ることにした。




狭い待合室に、10人ばかり。 雑談に花が咲いており、それとなく聴き入る。

生活の身近にある船着場ならではの風景。

短い時間だったけれど、思い出に残る場面で、来て良かったと思う。





潮風が心地いい!





乗っている方の多数が、自転車を持ち込んでの乗船。

皆さん、船に乗る前も、降りてから後も、そこそこ距離をゆくのだろう。




奥には橋が架かる。

近くに見えるけれど、ママチャリだとけっこう体力を使いそう。




けっこう長い桟橋。 冬場は厳しいだろうなぁ。




到着後、すぐさま折り返しの便となる。

行き帰りとも、けっこうな賑わい。




短い船旅ではあるけれど、渡船というのは何ともいえぬ味わいがある。

その余韻に浸りつつ、


さぁ、いよいよお次は鳴門大橋だ!




広島ブログ

2016年6月20日月曜日

やはり君は




孤高という言葉が、これほど似合うクルマも他に無い・・・



チャンピオン・フラッグを受けて後、エンジンを解体して驚かれた。



まだ走り続けられる!・・・と



いつだって、自分の目の前を、さらりとすり通り抜けていく気がするし、


気まぐれに思える、勝利の女神だけど、


無心に夢を追いかけていくチャレンジャーに魅了され、


応援しようと思うのだろうな、と思わされる。


気まぐれに見えて、ちゃんと微笑むところに微笑んでいる。



さすがは、女神。



孤高のエンジンを旗印に、駆け抜けて行こうとしたチームに、心奪われたからこそ、


微笑んだような気がしてならない。



当時のレギュレーションがロータリーに有利だったのでは?とも言われたけれど、


ロータリーを刃にして勝負を仕掛けてくるのが、このチームしか無いのだから、


欧州外のメーカーとはいえ、有利に計らいたいとの思いが生まれたとしても不思議は無い。



元をいえば、欧州で産声を上げた、ロータリーエンジンを積んでいる車。


周回を続け、なおも快走する姿に、育ての親への労りと敬意を込めて


今回は君が行け! 一度はチェッカー・フラッグを受けてくれ!!と思った人は多かった筈。


その瞬間、驚くほどの大歓声であったという。



伝統を守る、孤高のランナーというのは、華がある!


ましてやルマン。



これが果たして、偶然であっかたどうか・・・





広島ブログ

2016年6月19日日曜日

ローカル船で行こう!





時折、船に乗りたくなる ~ ~




乗り込むだけで、別世界がひろがってくる、あの感覚・・・




デッキに佇んでいてもいいし、



本や雑誌持って乗る・・・



家で積んだままになっていた本を持って乗り、他にすることは無いんだぞ!と


覚悟を決めて読みふけったりもする。



こういう時の読書って進む。




旅の予定を決める時・・・



ルート上にに船が浮かんできたらシメタもの!


ちょうどいい旅の休息時間になる。  上手くいけば、ごろ寝もできるかも!



夜行なら、酒盛りかな! (笑)






広島ブログ

2016年6月5日日曜日

余韻




年齢を重ねてきているからでしょうか・・・



こういう列車でないと見られない景色があるような気がしています。



前から一度、撮ってみたいと思っていた場所でカメラを構える私。

その後ろを自転車で通り過ぎようとした男の子も、

思い直したようにして、自転車を止め、蒸気機関車を待ちます。


彼らの世代は、この姿をどう見ているのかな。


余韻たっぷりの汽笛を響かせて、列車は通り過ぎてゆきます。





広島ブログ

2016年4月13日水曜日

梅小路発-京都鉄道博物館行き




京都鉄道博物館の開館が、4月29日に迫ってきています!!


当館には、津山まなびの鉄道館に関する展示がありまして、
当然のように、京都鉄道博物館に関する展示も用意されていながら、
一度はお蔵入りしかけましたが・・・
開館秒読み!ということもありまして、こちらも紹介していきましょう!!



昨年、8月30日・・・ 1972(昭和47)10月10月より43年の歴史を刻んだ
梅小路蒸気機関車館が閉館となりました。


これは、4月29日、開館予定の「京都鉄道博物館」の開館準備へ向けての一時的な閉鎖。

・・とは申せ、長らく親しんだ「梅小路」の名が
博物館の正式名称から消えてしまうのかと思うと、少し寂しいような。。
それでいて、鉄道の博物館がこれほどまでに充実してくるとは!という驚き、感慨も!


かって、東京神田の万世橋にあった交通博物館は、
日本の歴史における鉄道の役割からみれて、子供心にも、あまりにもささやかな印象で、
世界一の規模といわれる、イギリスはヨーク鉄道博物館あたりと比較しながら、
彼の地の層の厚さを羨ましく感じたりしていました。


それから後、国鉄からJRに移行するあたりから、風向きが変わりはじめ、


北海道の小樽の北海道鉄道記念館が拡張。(現在の小樽市総合博物館)

北九州市には、JR九州の九州鉄道記念館が開館。

埼玉県の大宮には、
万世橋の交通博物館から規模、資料ともに充実させ移転した
JR東日本の鉄道博物館が開館。
名古屋にはJR東海のリニア・鉄道館が開館など

全国の、JR系の博物館や資料館といった施設だけでも年を追うごとに充実。
それ意外でも、歴史的な車両や資料については、
車両基地などで保管措置が取られています。

その他、私鉄についても、自社の鉄道施設、歴史的車両の保存措置を
取る動きが目立つようになってきていて、
今や、一昔前では想像もできなかったほどの、鉄道博物館、資料館が充実。
世界的に見ても、鉄道博物館大国といって良いほどの充実度を誇るようになってきています。


そして・・・

そう、関西には、JR西日本の2つ、
大阪は弁天町の交通科学博物館と、梅小路蒸気機関車館。(ともに閉館)


大阪の交通科学館は、東京、万世橋の交通博物館が早い段階で
現状以上の資料を展示する余裕を失ってしまっていたためか、
後々まで狭い敷地をやりくりして保存車両を充実させ続けてきたこともあって、
昭和中期頃の、今となっては貴重な車両群は、こちらに主に収蔵されてきていました。

対する、梅小路は、蒸気機関車を動かせる状態のまま、
かっての京都機関庫とともに、システムとして保存、
日本の蒸気機関車名車コレクションともいうべき、梅小路蒸気機関車館があり、

今回の京都鉄道博物館は、
この2つの博物館の保存車両に、JR西日本の車両としても活躍した
車両を新たに加え同じ場所で保存展示する博物館といえるでしょう。

この博物館、これまでの鉄道の博物館と比べて、
収蔵車両や博物館の機能などが特徴的で、興味深いですね!


まず、C62形蒸気機関車 なんと、1号機、2号機、26号機 の3両を保存、展示!
C62というと、保存車両は、全国でも、梅小路の3両以外ですと、
JR北海道の所有する3号機、リニア・鉄道館の17号機の2両のみ。
保存全5両のうち3両が集結していることになります。





実はD51形蒸気機関車も、梅小路の1号機、200号機が保存されていて、
弁天町に保存されていた2号機と合わせて3両になるのかと思いましたが、
2号機は、同じ弁天町の仲間、ディーゼル機関車DD13、DF50とともに
岡山の津山扇形機関庫へと移されました。 まさかの津山まなびの鉄道館の充実!


博物館に保存される鉄道車両といえば、多くの場合1形式のうちで代表的な1両。
電車など編成が重要なものですと、
先頭車と、中間車の2両が残されることがあるくらいですが、

京都は、新幹線0系のトップナンバーが先頭車2両の中間車2両と、一応編成となる4両。
トワイライトエクスプレスが機関車込みで5両が保存されるなど、
こちらも、ちょっとした編成が組める単位で保存される点で珍しい!というか・・・


ダイナミックだな~!!


機能というと、ここは博物館というだけでなく、
現役の「梅小路運転区」(機関車の車両基地)。
収蔵の規模を増やすだけでなく、蒸気機関車を修繕するための
メンテナンス工場も新たに設けられました。

同じ梅小路公園内には、京都市の市電の保存公園と京都水族館も隣接。
今後、アクセスを改善するため、駅を設置することも決まっているなど、

今後、梅小路は、ますます文化型のテーマパークとして、
充実していくことになりそうですね!!


そうそう、京都鉄道博物館のイメージキャラクターって

「ウメテツ」って

ツバメのキャラクターなんですよね~

親しみを感じるなぁ!!



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2016年4月7日木曜日

さくら号




たくさん雨が降った、今日の広島市内・・・


自分の車で出かける用があり、

出先にて、たまたま桜の木の下に駐車。


外に出てみると、雨に散った花びらで、車をデコレーションしたかのようになっていた。


あまりにデコレーションが見事で、

なんかだか、すぐに取り除くのが躊躇われる。


普段は つばめ号 って呼んでいるマイカーだけど、

今日ばかりは さくら号 といった雰囲気。


つばめ と さくら


奇しくも、列車にしても、歴史的に 燕 と 桜 は同じ路線を走ってきた。

今は九州にて、同じ九州新幹線を仲良く走っている。


案外、つばめ と さくら は相性が良いらしい!


これからは、つばめ・さくら号 にしようかな! 





広島ブログ

2016年2月13日土曜日

安全のために事故を見る



私は、乗り物が好きなだけに、乗る機会も多い。


そんな私、常々心に留めていることがあります


飛んでいる以上、墜落し、浮かんでいる以上、沈む
走っている以上は、ぶつかるし 2輪であれば転倒、線路の上を走る以上は脱線する。


なんともネガティブな話。


もちろん起こって欲しくはありません。


しかし、乗り物に乗って移動する以上、少なくとも家でじっとしているよりも、
何らかの事故や災難に遭遇してしまう可能性が高いことだけは間違いありません。

汽車や飛行機に乗ることが好きなだけではなく、
自家用車を持っていますし、仕事などで人を乗せて走る機会も少なくはありませんから、
さまざまなリスクについて、一応は心に留めておく置く必要もあります。

他にもスポーツタイプの自転車で快走している時に、何かにぶつかり、転倒すれば、
車両が華奢で、スピードも出るだけに、ママチャリよりも被害は大きくなるでしょう。

好きなアウトドアに至っては、山を歩くときも、海に出かけるときも、
そのままリスク管理の実践練習のようなものだとも感じさせられます。


移動する以上、事故の可能性もまた、それに比例するように高まっていきますが、
それを回避できるように工夫し、
可能なかぎり、安全に、速く、手頃に、快適に移動したい!と、思う願いも
人一倍強いと感じています。

いぇ、私だけではありませんね!

その追求こそ、乗り物の歴史そのものですものね。



先ごろ、高速バスで大きな事故が起きました。

原因は運転のミスでしょうか?
それとも、運転手に何らかの発作や病気が起きたものなのか?
この事故によって、運転手自身が亡くなってしまっていることが、
事故の原因の追求を困難なものにしています。


しかし、ひとつだけ言えることがある。

車の運転というのは、運転手一人の腕、足でのペダル操作に頼られています。

高速道路というのは、多くの車が行き交う場所であるにもかかわらず、
その安全は、運転手一人に頼られています。
しかも深夜、向かう先もスキー場とあれば、自然条件も厳しめ。

他の車が蛇行し、なんとかそれを避けなければならないこともあり得るでしょう。
前の車の運転者が居眠りしてしまい、そのなかに巻き込まれてしまう可能性も。

( 私は高速道路のトンネルで、私の前を走るトラックが蛇行、側壁に軽くぶつける場面に
出会ったことがあります。 居眠りしたのでしょう。 追い越し車線をかなりのスピードで抜いた車が、
なぜかトラックと並んだ途端に並走したこともあって、
少しずつ車間を取っていきながらも、恐怖の時間でした。。。 )


橋梁を通過する際の突風でハンドルを取られたり、大地震の発生など、
安全に急停車することが難しいケースもあり得るでしょう。

そもそも、深夜 深く寝入ってしまっているなか、突然に停車したからといって、
とっさに受け身が取れるものなのかが疑問です。

そう・・・ この事故一番の関心と、事故の被害を最小限に留めるための
生命線になったであろう対策は

シートベルト

いったい、どのくらいの乗客がシートベルトを装着していたものでしょう。


もしも、シートベルトの装着率が8割を越えていて、
あれほどの惨事となったのであれば、今後はバスの構造そのものを見直し、
強度をあげるべきでしょう。
その前に、シートベルトの装着率がどれくらいだったものでしょう。


実のところ、私も高速バスに乗る機会は少なくはないので、
シートベルトの装着率を、それとな~く気にしているのですが、

シートベルトを装着する方は、いつ見ても、3、4割程度といったところです。

車内の年齢層が高めの時ですと、若干は装着率が良いのかな?という印象を
受けることもありますが、これは、日頃から車を運転する方であれば、
シートベルトの装着は安全に必要、という意識があるからではないか?と考えています。

仮に、今回の事故で、半分の人がシートベルトを装着していたとしても、

残る半分の方が、事故と同時に車内に投げ出される結果になったでしょうし、
投げ出された方が、あるいは、シートベルトをしていた人にぶつかったかも知れません。


実のところ、大の大人でも、高速道路を走る、乗用車の後部座席に座る時でも、
シートベルトの装着を面倒そうにする人は珍しくありませんから、
今回のバスで、運転手が注意喚起していたとしても、
装着率はそこまで高まらなかったと思います。

( ちなみに、3、4割程度の装着率と書いた高速バスでは、自動放送にて装着を喚起していました。 )


もし、あなたが若いのであれば・・・

ぜひ行って欲しいのは、どの席に座り、どんな道を行くとき、どんな乗り物の時でも、
装備されているなら、安全装置を装着する癖をつけて欲しいということ。

人は、慣れないことをする事を苦痛にするものですが、
一度、癖にして、習慣化しておけば、忘れることもなくなるばかりか、
苦にするほどでもなくなります。

これを習慣化しておけば、事故の時、死亡する可能性が低下するだけでく、
もしも自分が亡くなるとしても、自分の不注意によって自分が投げ出される結果、
同乗者を死なせてしまう可能性も低くすることができるでしょう。
不幸にして、事故の当事者になってしまう人の人生を変える可能性も低く
することに繋がります。


( 私は、昔、人が車に轢かれる瞬間を見たことがあります。
今でもはっきり思い出しますし、車を運転していた方に対して、強く同情を覚えた事故で、
車を運転するということは、こういう事故に遭遇する可能性があり得るものかと、強くショックを受けました。
そのショックは、今でも運転する時に思い出しては、自重するための手伝いにしています。 )


歩きスマホ、運転中の携帯操作、
無灯火、イヤフォン自転車、一時停止無視、スピード違反などなど・・・


今日や明日には事故には至ることはなくとも、


それを1年、数年、一生と続けていくなら、かなりの回数と時間になりますから、
いつか、どこかで事故は起こせてしまうものでは無いでしょうか!?




広島ブログ

2016年1月6日水曜日

破竹の勢いか・・・ 2015~未来に向けての広島乗り物事情




2015年の広島は乗り物の話題が多かったですね!

例年からみると、押せ押せ感さえ感じられるものでした。


なんといっても、その筆頭は、5月21日の、マツダの 新型ロードスター 発売でしょう!


写真は、2014年の秋に県立美術館で撮影した、デザインファイナルハードモデル。





正直、頑張れば買えるんじゃね!?的なクルマの放つオーラとしては、

現在の日本車として、ナンバーワンという気がしています!


2015~2016 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しましたね!








こちらは、SHINARI (しなり) デザイン


コンセプトカーではありますが、

案外と、これに近いイメージのまま、市販車として出してきそうな気もするな!!という

勢いというのでしょうか、冒険心のようなものが今のマツダには感じられます!





4月14日には、広島空港にて、アシアナ航空機が空港への着陸に失敗して事故、

大惨事こそ免れたものの、

事故による、空港の閉鎖が長引き、再開後も誘導施設が壊れたことにより、

欠航や遅れが多発する事態が続くなど、ビジネスや観光利用に大きな影響が出ました。







今年は、年々大型化するクルーズ客船に対応するために整備されていた、

広島、五日市埠頭が完成、大型客船が入港を開始しました!


特に注目を浴びたのが、クアンタム・オブ・ザ・シーズ の入港でしょう!

167800トンの迫力をひと目見ようと多くの方々が見物に訪れました。


同船は今年(2016年)3月14日にも、五日市港に入港予定で、同じく3月24日には

クイーン・エリザベスが初入港する予定になっています。






2015年3月14日、その日行われたダイヤ改正を機に、

JR西日本は、広島都市圏用の新車として、227系の投入を開始。

同日、JR、アストラムラインの 新白島駅が開業!

あわせて、広島地区の各路線に、ネットワーク・カラーも導入されました!




これまで、國鉄王国などと揶揄されてきた広島地区のJR在来線ですが、


もし・・・ 芸備線に数年以内に新型車を導入すれば、

一気にJR化後車両率が100%になるんじゃね・・・!?的な勢いで

227系の増備、営業運転投入が進められてきています。


ロードスターと227系、共通の特徴は、イメージカラーが「赤」であること、

赤といえば、以前からカープの色として知られていましたが、


広島といえば「赤」というイメージは、

今後いっそう強くめられていくことになりそうですね!


JRは、広島駅も新しくなり、西条駅など駅舎を改築する駅、可部線に復活区間、

寺家新駅、広島-海田市間の高架化と、広島駅への広電線乗り入れと、

今後とも計画が目白押しとなっていて、

これまでって何だったんだ!?・・・感満点となっています。





広島ブログ

2016年1月4日月曜日

C59 161号機をしっかり眺めてみましょう!



さぁ、ご来館の皆様・・・

今回は、広島市中区の、こども文化科学館の横に保存されている蒸気機関車、
C59の161号機を一緒に見に行きませんか!


C59形蒸気機関車は、戦前に誕生。

この、161号機は、一部を改良して誕生した、戦後型の一両として製造され、
当初は下関に配置、その後、広島や糸崎機関区に移動。
呉線が電化される1970年10月まで活躍を続けた、
とても、広島にゆかりの深~い機関車です。


屋外においての長い展示期間のなかで、風雪による劣化や
部品が盗難にあうなどしたため、機関車の状態は良くありませんが、
一部は似た形の部品に、交換されるなど
現在も、できる限り形体を保つための努力がなされています。








正面




それでは公式側から見ていきましょう。

公式側というのは、機関車を正面から見て、右側のこと。
一次側とも呼ばれていて、メーカの製造写真や
趣味でも、写真撮影時などに好んで使われる側面です。


C59の動輪直径は1750mmと日本最大です。

日本の幹線用旅客用機関車は、
1919(大正8)年に登場したC51形式の動輪直径1750mmを、
そのまま蒸気機関車最終期まで踏襲していくこととなりました。

海外の主要国の数値からみると貧弱な印象も受けますが、
このサイズくらいの機関車が輸送事情や当時の日本人の体型からみても、
扱いやすかったことも、採用され続けた理由のひとつといえるでしょう。




運転台から、正面を眺めます。

この位置からだと、デフ(除煙板)があまり見えないので、別の機関車のようです。
デフは、日本の機関車だとC54形式以降、標準採用されるようになりましたが、
海外では蒸気機関車の最終期に至るまで、デフの無い機関車も製造されていました。

ちなみに、模型なんかで加工時にデフを外してしまうと、
とたんにカッコ悪く見えてしまうことに驚かされます。




運転台 今回はコンパクトデジカメでの撮影ですが、
一眼レフのワイドレンズが欲しくなります。
次に一本手に入れるなら、間違いなく第一候補です。


ワイドの前に、超々超ズーム(望遠鏡のこと)の誘惑に負けてしまったので、
ワイドレンズは、いつのことになるのやら?




公式側 テンダー(炭水車)

文字通り、この部分が石炭と水の貯蔵庫になります。 
ここに貯蔵した燃料を、前の機関車に送り込み、
火を炊き、発生する水蒸気の圧力で重量物を運搬するための推進力を得る姿。
機関車一両、一両が、動く力を生産する一つの工場といえるでしょう。




テンダーを後部から。

左右に見えている足乗せは、機関車を回送するときに誘導係が乗ったりもする場所。

機関車の先頭に立ち、前方を注視しながら旗で合図を送る。
男の子なら一度は憧れるシーンではないでしょうか




さて、ニ次側(非公式側)へとまわります。

C59のテンダー、より多くの石炭と水を積み込んで、
長距離を走ることができるよう、全長が長くとってあり、
機関車本体と合わせて 21.575mは、日本の蒸気機関車最大の全長となっています。




テンダーを下から眺めます。




C59形式の大きな特徴のひとつが

幹線の旅客列車を高速で牽引するために伸ばされた
日本の機関車最大長のボイラー

他の機関車と比べると、ボイラーが、前へと出っぱっているのがわかります。

長いボイラー、長いテンダーを持つC59は
全体としてスマートに見えます。

日本の機関車で一番の形態美を持つ機関車とされていて、

一般に、細身のボイラーを持ち、女性的な印象を受けるC57に対して、
男性的な魅力を持つ機関車の代表がC59とされています。

さて、あなたはどちらがお好みでしょうか!?
みなさんも、機会があれば ぜひ見て比べてみてください!

広島にいると、やまぐち号のC57とあわせ、
この2両を見比べる機会が持てる! 機関車ファンとしては嬉しいことですね。




各地に保存された蒸気機関車を見ていると、
おおよそ、これほど子供さんに人気のある乗り物も他にないな!と思いますが、

その子供さん達に、とりわけ人気のある部分かな!?
ケガしなさんなよ! 風呂に入れ! 歯をみがけよ!


また、来週~~!!




じゃなかった。。 続けていきましょう。


これほど、動くためのメカニズムが外に出ている乗り物も他に無く、
こうしてみているだけでも、躍動感を感じますものね!
乗って遊んでみたくなる、何かがあるのでしょう!


2次側を左側、正面から。

C59 161のナンバープレートがある場所を煙室扉といい、
その下に「ハ」の字型のエプロンがありますでしょ。

その下の埋め込んだタイプのテールライト。

これを見ると おぉ~広島工場の機関車なんだな~! と思うのが熱心なファン。

ガンダムの誰々専用とか、戦車の局地戦改造タイプみたいに、
その地域や用途ならではの改造や部品交換がなされ、
番号ごとの個性が見られるのも蒸気機関車の魅力!

ひとつひとつ、人の経験や勘に頼って作られ、
ロットや時期で材質まで違ってきているのですから、
個性的になってくるのも当然でしょう。

戦中のボイラーを持つ機関車を復活させようと思うときなど、
ボイラーの肉厚が揃ってないなど、人知れぬ苦労があるようです

調子の良いカマ、悪いカマ・・・ 悪いことで知られていたカマが、転属して後、
その機関区の好調機として知られるところとなってみたり、
調子の悪いカマを、暴れ馬を操るごとく乗りこなすことを
誇りに感じる機関士がいたりと、どこまでも人間的な存在でもあります。


ちなみに、同じく広島で活躍して後、梅小路(京都鉄道博物館)に保存されている164号機も
この、広島工場スタイルを持っていて、
161号機や、一部部品のみが保存されている、162号機などと共に、
C59の仲間の最後の一党として、呉線電化まで活躍を続けた僚機です。




重幹線専用旅客機として製造されたが故に、

後年、電化などで幹線を追われる際に、下級線区への転用が難しく、
一部の仲間は改造が行われたものの、
多くのC59が、まだ力を残したまま、廃車の運命を辿ることになりました。

特急機として活躍すべき時期が、運悪く戦争のまっただ中であったり、
戦後になると、余剰となった貨物機D52のボイラーを使って誕生した、
C62にトップスターの座を奪われ、
多くの仲間が廃車された時期も、SLブーム以前であったこともあり、
やや薄幸な印象を受けるC59になかにあって、

本州における、幹線用大型蒸気機関車の
最終期まで未電化で残されていた呉線で、わずかに残った仲間達が集い、
堂々たる編成の急行や普通列車を牽引する姿が注目されるところとなり、
SLブームのなか、全国から大勢のファンを集めることになりました。

C62に対して人気は控えめですが、C59の方が空転が少ないとされるなど、
乗務員の評判が良く、特に定時性、信頼性が必要とされるお召し列車には
大型機関車による、お召し列車の最終期に至るまで重用され続けました。


日本を代表する旅客用蒸気機関車であり、
戦後の成長期まで、終生広島を中心とした山陽本線や呉線で活躍した
C59-161号機は、

広島の蒸気機関車といえば、この一両!ともいうべき機関車であると思います。
お金をかけてでも、将来に向けて丁寧に修復し保存、
屋内保存を検討する価値のある機関車であるとものと思います。




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2015年11月11日水曜日

こだわりの遊具



おぉ これは!!


今でも公園などに置かれた遊具を見るのって好きです!


さすがに遊んでみることは無いけれど・・・

(全く無い訳でも無いかな・・・)


大きかったり、見たことのないような遊具を見かけるとき、

どうやって遊ぼうか、どんな遊びが出来るかを考えながら眺めるって楽しいもの!


写真の遊具、な、なんと リトラクタブルライトに、左ハンドル、後部のウイングと

カウンタックLP500を忠実に再現しています!


どんだけ古いものなのだか・・・と思いながらプレートを探してみて

ニ度ビックリ!の平成の作。


どんな注文を受けて作られたものなんだろう?

それとも、担当者のこだわりが生んだものなのか!?


おそらく、40歳以上の方が計画の推進者なのだろうなぁ!


かってのスーパーカーブームの時、

子供達に圧倒的な人気を誇ったスポーツカーがカウンタックLP500


その当時 「やっぱりカウンタックが人気か・・・

なぜ(子供達の人気が)フェラーリとかじゃなくて、カウンタックなのだろう?」と


その当時の大人の方が不思議そうに話していたことを今でも覚えています。


でも時が過ぎた、今の目で見ても圧倒的な何かがあるんだよな~





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2015年10月5日月曜日

ヘリ




そういえば・・・


ヘリコプターの写真って、しっかり撮ったことが無かったな~


あらためて近くで見ると迫力を感じますね~!






軍用から民間用まで、大量生産された、ヘリコプターの大ベストセラー

ベル/ヒューイ シリーズの陸上自衛隊仕様 UH-1


災害地域に一番乗りして、被災者の救助にあたる姿など、

何かと見かける機会の多い機体です。



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2015年9月10日木曜日

C59  ~ Nゲージで一番欲しい機関車じゃったけぇねぇ! ~



蒸気機関車の魅力って、いろいろありますが・・・


さまざまなタイプの機関車があるなかでも、

その土地ならでは、という機関車があることでしょう。


広島らしい機関車・・・


といっても意見が別れるところでしょうが、

最有力候補になりそうなのが、写真のC59形でしょう。


もう少し絞って「呉線」となれば、もう このC59とC62の両エースの他にないでしょう。

本州における幹線用大型蒸気機関車の最後の活躍場所として、

SLブームの頃、ファンが集った場所であり、

多くの写真や映像が残されていて、今やインターネット上で見られるのですから

これほど有り難いこともありません。



ところで・・・



広島で蒸気機関車の模型ファンをやってますとですね~


これほど、欲しいんだけけれども、なかなか真打ちとなるようなNゲージ製品が

出てこない機関車もありませんで、

長年、まだかな、まだかなとやきもきさせられてきたもんなんですが、


このたび、ようやく本命となるKATOさんから発売予定として発表されました!


今度こそ確定でしょう!!


( ここで苦笑された方、模型歴長いですよね~! どうです?私とお酒片手に語りあいませんか!? )


HOではなくてNで欲しい理由。


急行「安芸」や広発、広島行き普通列車が呉線沿いの海辺の景色のなかを

駆け抜けていくさまを模型のなかで見たい!

糸崎や広島機関区のように複数両のC59、C62が憩っている姿にも憧れますしね!


ほうよ、、


そうなりゃぁ D52やC58もおらにゃ寂しいじゃんか・・・




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