C56のサイドは、これまた随分と可愛らしい!
それも、その筈 この機関車は、もともと簡易線
( もう、その多くが廃止されてしまった、ローカル線のなかのローカル線のこと。 )で多く使用された、
C12形機関車をベースに炭水車を連結して、長い距離を走れるようにした
いわば発展型というもの。
( ちなみに・・・ C12形機関車も、真岡鉄道では定期的に運行。
若桜鉄道、大井川鉄道で動ける、もしくは動かせる状態に近い整備が施されていて、
その活躍を見ることができます、興味があったらC56と見比べてみてください! )
・・・と、通常、鉄道ファンは、可愛らしく見える理由をそう説明するのですが、
よ~く眺めていくと、時代が生んだデザインなんですよね。
昔の乗り物になれば、なるほど、どこか動物らしい雰囲気を漂わせています。
動くための仕組みが、今より簡単だったから、ってのもあると思いますが、
おそらくは設計者の奥深いところで、動物が駆けるさまを追いかけていくから、
動物を思わせるような、デザインになっていたんじゃないのかなという気がします。