人生も 長めになってきますと・・・ 時々
まさか こんな展開になってくるとは、思わなかったな~!・・・という事に
出くわすことがあるものですが
昔、書店で
英語版かの 海外版の ミシュラン・ガイド を手にとって眺めた時・・・
まさか・・・
地元の版が発売される日があろうとは思いもしませんでした。。。
昨秋・・・ 広島版の発売予定が発表された時
は。。。!?
・・・というのが、第一印象でした。
実のところ国内は 関西版で打ち止めになるだろうと思っていましたし、
先に発売された 北海道版に至っては、存在すら知りません。
九州版じゃなくってか?
山陽版でもなくて 広島版。。。???
しかも・・・ これまでの、国内3版と比べても 対象となるエリアが狭く
ライト版として発売するつもりかしら!?とさえ思ったものです。
ただ・・・ 冷静に考えてみると
海外の方で・・・ 名前を知られている日本の都市といえば
東京 と 広島 だとよく言われます。
インターネットの旅行サイトで有名な トリップアドバイザー が、毎年行う
外国人に人気の日本の観光スポット にも注目しているのですが
原爆ドーム と 厳島神社 が5位以内の常連となっています。
( 特に、現場ドーム は 2012、13年の2年連続で1位、 宮島も1位になった事があります。
言うなれば、行って良かった!という満足度なのですから驚きます! )
広島 が 国際的な知名度の高さが際立つ地域であるというのは
以前から知られている、他の都市と比べての特徴の一つの特徴でもありますし、
他の地域に比べて、欧米人の観光客の比率が高いことでも知られています。
考えてみれば それなりに理由があるなぁ・・・
そして この 5月17日
ミシュラン・ガイド 広島 特別版 2013 が発売されました!
市内の書店の特設コーナーで 赤い表紙 を手に取る人多数。
広島で ☆評価を受けるレストラン は、ついに現実のものとなりました。
私も、購入したのですが・・・
このなかに掲載されているお店に行けば、
少なくとも 当たらずとも外れないのは確かでしょう。
大事な方を招待する時 や ここ一番の時 など、失敗できない
一席を設ける時には とても参考になるのではないでしょうか!?
最近は、影響力が落ちてきているとされる ミシュランガイド ですが
やはり TV や 雑誌 などのグルメ情報と比較して
公正な印象を受けます。
( こればかりは、地元版を見て初めて分かったことです。 )
一読して面白い思ったのは・・・
あくまでビジターの視点で、親切にガイドしてあること。
トリップアドバイザにしてもそうですが
宣伝色が薄いこと。
ブランド感や格式にとらわれていないこと。
広島の持つ 地域性 や 食材感 を高く評価していること などでしょう。
カバーに 「おいしい広島を大発見。」 とありますが
おそらくは 広島県の 「おしい!広島県」 のキャンペーンに被せての事でしょう。
とかく 権威 ・・・のように思われがちな ミシュラン・ガイド なのですが
今、売り出し中の 広島県の観光 を
側面から支援しようとしているようにも思えます。
どこか 味 な印象を受けますね!
赤いガイドブックを手に ビジターとして、広島にやって来た方が
とりあえず・・・
ランチは 地元の人が好むのものを手軽に食べて・・・
ディナーは 素材を丹念に、調理した高級なお店を予約して!
ブレックファーストは 家庭料理のような感じのものを探してみようか!
そんな・・・
多彩な 「食」の要求に応じられるのではないでしょうか!?
私は 発売以来・・・
ガイドブック のみならず
ネットやテレビなどの関連項目もチェックしていますが
ミシュラン・ガイド広島 が浮き彫りにしたものは
案外、食としての評価といった以上に
都市や地域としての格付といったものではないでしょうか!?
なぜ・・・ 福岡 や 名古屋 より先に?
初掲載となった お好み焼 に対しては関西からの声。
私たちは 普段・・・
人口規模の大きな街であることそのものが
そのまま都市の魅力のように感じ
知らず知らずのうちに 街 を 格付けしているようなところがあるのですが
今回の 広島 は
観光地としての 街 や 地域 としての 個性 や 魅力 が評価され
ピックアップされたものではないでしょうか!?
このことは・・・ これからの 広島の街 や 地域づくりの
一つの参考になるように思います。
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