2014年8月20日水曜日

2014年8月20日広島市豪雨災害  ~局所的な大雨の恐さ~

 


我が家から 車で行けば30分少々でしょうか・・・


とはいえ市街地のことですから、実際には、それほどの距離感はありませんし

高いビルに上れば このあたりからでもから遠望できるくらい近くで、

19日の深夜から、早朝にかけて大きな災害が発生しました。



昨日(8月19日)・・・



夜になって雨とともに、地鳴りを伴うような激しい雷が鳴り始めましたが

このところ続いている天候不順のこともあって、

「夏が早めの手仕舞いでも知らせているのかな!?」くらいの軽い気持ちで

雷の音を聞きながらも、いつもの日よりも疲れを感じていた私は

早めに布団に入ることにしました。


私の家の付近に限っては

雨は時々、激しく降るのですが、危険を感じるようなものではありませんでしたし

寝落ち前には弱まっていたように思います。


( 深く寝落ちしていて、気づいていないだけなのかも知れません。

確かに レーダーの画像では、被害のあった狭い地域付近で局地的な強い雨雲が

繰り返し発生していた様子が、映しだされています。 )


今朝になって・・・


深夜に 安佐南区、安佐北区などで 土砂崩れなどの被害が出ていて、

押し流された家、亡くなった方もいらっしゃる事を知りましたが、

この時間になっても、まだ被害の全容が掴みきれないないほどの

大きな災害になっていようとは思いもしませんでした。



今回の事を、自分事として置き換えて考えてみても

深夜2時~4時に雷を伴う、非常に強い雨ともなれば、

仮に 起きていて、避難指示が出ているからといって

どう逃げ出せば良いのか?と身につまされる思いがします。


( 今回の災害は、地域の防災上の考え方や、深夜帯の防災についての考え方を

見直すきっかけになるかも知れません。

阪神、東日本大震災ともに、時間に関してのみで言えば「せめてもの・・・。」感があると思います。 )


昔でいえば、時間(的な運)が悪かった。とされていましたし、今でもそうですが、

近年の災害の多さを考えれば、対策を考える時期に来ているように思えますし、

手を打たないと、被害は広まるばかりとなるのではないでしょうか。



今回の災害で亡くなられた方々の、ご冥福をお祈りするとともに、

行方不明となられている方が、早く救助されることをお祈りします。


救助中の消防士が亡くなられるなど、二次災害も懸念されるなかで

捜索、救助活動に従事されている方がいらっしゃることを心強く思います。

どうかご安全に!


今日も、今にも降りそうな雲がかかっていた広島市内。

もとより、今年の広島市内は

8月に入って一日中晴れ渡っていた日は無いだろうというほどに

雨が降り続いていることから、地盤は緩んでいるでしょうが

2次、3次災害とならぬことを願うばかりです。






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