這いつくばってでも、
欄干をつかみながら、よじ登ればなんとか渡りきることができるだろう!
この橋、渡ってみたい!
子供のころより、橋に神秘的なものを感じ、好きだった私は
あるとき、厳島神社に連れて行ってくれていた祖父に頼んでみたことがりあります。
でも、、 それは叶わぬ夢でした・・・ (悲)
なぜなら、この反橋(重要文化財)は装飾のための橋。
渡ることができるチャンス自体が無いんです。
またの名を勅使橋
かっては勅使が渡る時だけ、臨時の階段を設けて渡る儀式の橋だったのですが、
その習慣が無くなった今では、装飾のための橋として存在しています。
ちなみに、この橋は清盛の時代には無かったと、私が手にした資料には
記されているのですが、では清盛の造営になる厳島神社と
現在では、どこがどう違っているのかが気になります。
私自身は、清盛時代だけでも完成後に、規模はともかくとして、
損壊と修復を繰り返し、そのたびごとに
技術的検討を繰り返すことで、少しずつ完成形に近づいていったのでは
ないかと思っているのですが・・・ さて!?
写真は年初に出かけた時のもの、
昨年、解体修理を行っており、完成したての美しい姿!