孤高という言葉が、これほど似合うクルマも他に無い・・・
チャンピオン・フラッグを受けて後、エンジンを解体して驚かれた。
まだ走り続けられる!・・・と
いつだって、自分の目の前を、さらりとすり通り抜けていく気がするし、
気まぐれに思える、勝利の女神だけど、
無心に夢を追いかけていくチャレンジャーに魅了され、
応援しようと思うのだろうな、と思わされる。
気まぐれに見えて、ちゃんと微笑むところに微笑んでいる。
さすがは、女神。
孤高のエンジンを旗印に、駆け抜けて行こうとしたチームに、心奪われたからこそ、
微笑んだような気がしてならない。
当時のレギュレーションがロータリーに有利だったのでは?とも言われたけれど、
ロータリーを刃にして勝負を仕掛けてくるのが、このチームしか無いのだから、
欧州外のメーカーとはいえ、有利に計らいたいとの思いが生まれたとしても不思議は無い。
元をいえば、欧州で産声を上げた、ロータリーエンジンを積んでいる車。
周回を続け、なおも快走する姿に、育ての親への労りと敬意を込めて
今回は君が行け! 一度はチェッカー・フラッグを受けてくれ!!と思った人は多かった筈。
その瞬間、驚くほどの大歓声であったという。
伝統を守る、孤高のランナーというのは、華がある!
ましてやルマン。
これが果たして、偶然であっかたどうか・・・
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