学生の頃・・・
いつの日にか本格的な赤道儀を備えた反射望遠鏡を手に入れたい!と
思っていた私・・・
2013年の秋、ネットで見かけた、あまりにも魅力的な価格につられて、
数日後、思わず「ポチッ!」
実はメーカーであるビクセンが、新しい赤道儀(AP赤道儀)を投入するにあたり、
旧製品の在庫一掃のための値下げだったらしい、と後になって知ったものの、
今の同社のラインナップですと、赤道儀だけで私のセット並か、越える値段というオチ付きで、
今もってお買い得感は大きく、手に入れる良いチャンスだったと思います。
いつかは欲しかったモノだけに後悔は無いとはいえ・・・
反射望遠鏡というと高校時代に学校の備品を少し扱っただけ、
自分の物で無いだけに、しっかりとは触れて無いんですね。
さすがに忘れてしまっています。。
それまで自分で持っていたのは、
扱い、手入れともに簡便な経緯台を持つ小型屈折望遠鏡。
こりゃ~ やや憧れが先行し過ぎたような気がするなぁ。。。
誰かに、扱いについて訊ねようにも、経験者から教わるような環境も無し。
そもそも20cmって、でけ~な~
そういえば、同じビクセン反射とはいえ高校の備品は15cmだったナ。。
( 忘れてた・・・ )
あれが、さんざんデカく感じてたものな~~
こうして、後になって無謀な買い物だったと知るも、時すでに遅し・・・
梱包を解いただけの姿で一年。
さすがに、こりゃマズいと、2014年も秋になって、
まずは!と連絡を取った方から、ご親切にも愛好家グループの代表の方を
紹介していただくこととなり、天文グループの末席に加えて貰えることに。
活発な情報のやりとりを見ているだけでも、進歩!
勉強になるものだなぁ・・・・
そんなこんなで、ようやっとのことで反射望遠鏡も始動のめども立ち、
あれこれと相談しているうち、
当初は何かとお金がかかりますね。
良ければ自分の使っていたケースを分けてあげますよ! という有りがたいお話も。
子供会の夏祭りに参加して、子供さんに望遠鏡を覗いてもらう機会もありました。
私は結婚をしていませんし、子供もいないのですけれど、
皆さんに、これほど喜んで貰えるならば、一年に何回かでもお手伝させていただければ、
ささやかながら、仕事以外での社会貢献にもなるでしょう。
今の子供さんにも、未来への希望を持って貰えれば!という私のテーマにも
結びつきますし、子供さんもこんな機会に眺めた、月や土星、木星などのことを、
案外と後々まで覚えているものでもありますものね。
メーリングリストを見ているうちに、日原天文台の話も出てきて
そうだ 日原なら津和野からも近い!!
念入りに準備して出かけても、お天気次第、
前の日までにダメとわかるような天気も悲しいけれど、
いざ到着して後、夕暮れとともに雲が垂れ込めてくるってのも切なく、
モチベーションを維持するうえでの悩みと感じていた私。
かって盛り上がっていたころは、限られた小遣い、交通手段も限られていただけに、
現地に出かけてからの中止は、ダメージも大きかった。
日原なら、星がダメでも蒸気機関車が保険☆になる!
( ちなみに、星空観測での鉄則は 「ちょっと見られないくらいで諦めないこと!」
雨ならばともかく、雲がかかっているだけなら、少々厚くとも
待てる忍耐があれば、案外とチャンスがあるものなんです。 )
かくして、日原に通うこと、6月から、ここまで5回。
必ずしも、しっかりと晴れ渡った時ばかりではないのですけれど、
そんな時ほど、天文台の方や来られた方とお話で盛り上がります!
私も、ため込むだけになりがちな知識を披露する機会にもなりますし
それでも喜んで貰えればなお楽し!
星の話というのは・・・
どんどん拡がっていく大風呂敷のような話があるかと思えば、
限りなく萎んでいくような話もあったりと、真面目な話から笑い話にも
持っていきやすいように思います。
話が盛り上がってくれば、近隣から訪れる人も多く、島根や山口のことについて
いろいろと教えて貰えたりして、貴重な機会にもなったり。
話は戻って、我が反射望遠鏡には
ようやく星空の追尾機能を追加するための予算を承認することを決定!
しかし、ここから写真撮影を本格的に行なおうと思えば、さらに2桁万円に
経験が必要と、なお道のりは遠い・・・
しかしながら、まったく想定外のことだったけれど
この鏡は、いったい、ここまで何人の方とのご縁をもたらしてくれたのでしょう!?
鏡よ鏡よ鏡さん・・・・・
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