2016年6月20日月曜日

やはり君は




孤高という言葉が、これほど似合うクルマも他に無い・・・



チャンピオン・フラッグを受けて後、エンジンを解体して驚かれた。



まだ走り続けられる!・・・と



いつだって、自分の目の前を、さらりとすり通り抜けていく気がするし、


気まぐれに思える、勝利の女神だけど、


無心に夢を追いかけていくチャレンジャーに魅了され、


応援しようと思うのだろうな、と思わされる。


気まぐれに見えて、ちゃんと微笑むところに微笑んでいる。



さすがは、女神。



孤高のエンジンを旗印に、駆け抜けて行こうとしたチームに、心奪われたからこそ、


微笑んだような気がしてならない。



当時のレギュレーションがロータリーに有利だったのでは?とも言われたけれど、


ロータリーを刃にして勝負を仕掛けてくるのが、このチームしか無いのだから、


欧州外のメーカーとはいえ、有利に計らいたいとの思いが生まれたとしても不思議は無い。



元をいえば、欧州で産声を上げた、ロータリーエンジンを積んでいる車。


周回を続け、なおも快走する姿に、育ての親への労りと敬意を込めて


今回は君が行け! 一度はチェッカー・フラッグを受けてくれ!!と思った人は多かった筈。


その瞬間、驚くほどの大歓声であったという。



伝統を守る、孤高のランナーというのは、華がある!


ましてやルマン。



これが果たして、偶然であっかたどうか・・・





広島ブログ

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