2015年7月9日木曜日

プルートンの悲劇



Pluto


カタカナで表せば、多少苦し紛れにプルートンでしょうか。

おそらく、この数日のうちに世界中の多くの人の脳裏に
刻まれることになるかも知れません。


冥王星



その昔、太陽系の未知なる惑星Xを探そうと、多くの人が探索に力を注ぎ、
ようやく発見された、2006年までは太陽系第9番惑星で現在は準惑星。

発見当初こそ、地球くらいの大きさだと思われていたものの、
後に、これには近くを公転している惑星カロンの大きさまで含んだ計算とわかりました。

これが最初の悲劇。

惑星としてみるととても小さいサイズで、地球の月よりも小さい。。

(ただし、月は太陽系の衛星としては大きくて、
太陽系のなかでは地球サイズの惑星が抱えている衛星としては破格に大きい。)


準惑星となることが決まった時には
どってんかいめい・・・の座りが悪くなったじゃないかと思ったのですが、
他の惑星とは軌道が違い「どってんめいかい」の時期がるなんてことがあるのも不利に。

どってんかい、その他中小天体かぁ。。

さらに近年、太陽系新惑星の探索が進められ、
2005年 ついに第10番惑星発見!の報が届けられましたが
ふるまいや大きさが冥王星と同じくらい。
・・・というか、まだこんなに惑星があったんか~い!
というツッコミを覚えたのは私だけはないらしく、


2006年8月の国際天文学連合総会にて

冥王星型天体(冥王星、エリス、マケマケ、ハウメア)としてひとくくりに準惑星に。

それまで「惑星」の定義をはっきりさせていなかったことが
格下げとなってしまった、そもそもの原因。
惑星の定義をはっきりさせるきっかけになったのですね!


でも、皆さん この時にこうも感じられませんでしたか!? 


太陽系って、すげ~~広いな~~、なんだかんだでわかってないんだな~~!

外縁部って、あまり何かないところと思っていたけど、
けっこう賑やかなところなんだな~!と・・・


※ 画像はNASAのホームページより


広島ブログ

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